糖尿病と歯科 [歯科学]
糖尿病は歯周病の治療を行うと良くなるとまでは言えませんが多分に関連性が高いと思われます。
歯周病の治療を行った方のヘモグロビンA1Cの値が減少することがあるようです。
このヘモグロビンの値で面白い話を聞きました。根拠がある話ではないので参考までにと言われましたがこのヘモグロビンの値に30を足すとその方の体温と同じような状態であるということです。
例えば糖尿病の境界線は6.5ですから30を足すと36.5度くらいの状態である。
人によっては若干微熱があるかもという値でなるほどなと思った次第です。
歯周病の治療を行った方のヘモグロビンA1Cの値が減少することがあるようです。
このヘモグロビンの値で面白い話を聞きました。根拠がある話ではないので参考までにと言われましたがこのヘモグロビンの値に30を足すとその方の体温と同じような状態であるということです。
例えば糖尿病の境界線は6.5ですから30を足すと36.5度くらいの状態である。
人によっては若干微熱があるかもという値でなるほどなと思った次第です。
2019-03-30 23:39
フッ素濃度 [歯科治療]
少し前になりますが歯磨き粉のフッ素の上限が950ppmから1450ppmになりました。
これによりより虫歯になりづらいようになっております。市販品でもようやく1450ppmのものも普及してきておりますので裏側に記載しているのでご確認すると良いと思います。
なお、歯磨き粉をご使用せずブラッシングをする方もおりますがどうしてもフッ素がないため虫歯になりやすいことが多いのでフッ素含有のジェルなどでリスク回避されることが良いかもしれません。
これによりより虫歯になりづらいようになっております。市販品でもようやく1450ppmのものも普及してきておりますので裏側に記載しているのでご確認すると良いと思います。
なお、歯磨き粉をご使用せずブラッシングをする方もおりますがどうしてもフッ素がないため虫歯になりやすいことが多いのでフッ素含有のジェルなどでリスク回避されることが良いかもしれません。
2019-03-28 20:00
咬耗(歯の擦り減り) [歯科治療]
近年、歯の残存率が高まりそれに伴い歯の摩耗していくかたが多くみられます。
見栄えが気になったり歯が凍みたりと気になることも多いかと思います。
治療法は非常に難しいです。元の状態に被せ物で直しても被せ物が欠けたり歯が折れたりする危険性がありますし凍みている部分を治療すると神経も取らなくてはならない場合も出てきます。
このような時は、かかりつけの歯科医院にてよくご相談ください。
見栄えが気になったり歯が凍みたりと気になることも多いかと思います。
治療法は非常に難しいです。元の状態に被せ物で直しても被せ物が欠けたり歯が折れたりする危険性がありますし凍みている部分を治療すると神経も取らなくてはならない場合も出てきます。
このような時は、かかりつけの歯科医院にてよくご相談ください。
2019-03-25 16:01
見えない歯石を取るために必須なもの [歯科機器]
こういったブログは同業者がよく見て真似されると知人に言われるのですが真似していただけるだけありがたいと思っておりますしこれで地域の医療水準が少しでも向上すればなにも問題ないと思います。
当院だけの秘密などというものはありませんし技術、知識などは広く拡散したほうが医療においても良い結果が生まれると思っているので何か良い機器、術式などがあれば全て公開していこうと思っています。
それはさておき、今回はプローブより細くしなやか探針(エキスプローラー)です。
これは歯周ポケットのなかの歯石の付着状況を確認するのにとても便利で取り残しが無くなります。
勿論、手用スケーラーはホワイトラインがない切れ味が良い状態でSRP をした場合です。
鈍で研げていないものでSRPした後探針を使用しても歯石の角をつぶしてしまうだけなので効果はかなり下がります
2019-03-19 16:39
唾液の質 [歯科学]
唾液の質などというと虫歯になりやすいであるとか細菌がいるであるとか検査をしなければわからないことが多いですね。今回の話は前回の花粉症との関連もある話です。
唾液には粘液性のものと漿液性のものが2つがまじりあっています。
簡単に言うとねばねばした唾液とさらさらとした唾液の2つで混合されている状態です。
唾液は再石灰化の働きもしますが食べかすや細菌を流す作用もあります。
さらさらの唾液は流れが良いので細菌を流して歯茎の腫れを抑える作用もあります。今の時期花粉症の方は口腔内が乾燥していますので流れが悪くなり歯茎が腫れやすくなりますのでご注意が必要です。
では、どうすればわかるかというと口の中が最近ねばつくような気がする方は要注意です。
ご自宅でも簡単にわかることですから一度ご確認しては如何でしょうか?
唾液には粘液性のものと漿液性のものが2つがまじりあっています。
簡単に言うとねばねばした唾液とさらさらとした唾液の2つで混合されている状態です。
唾液は再石灰化の働きもしますが食べかすや細菌を流す作用もあります。
さらさらの唾液は流れが良いので細菌を流して歯茎の腫れを抑える作用もあります。今の時期花粉症の方は口腔内が乾燥していますので流れが悪くなり歯茎が腫れやすくなりますのでご注意が必要です。
では、どうすればわかるかというと口の中が最近ねばつくような気がする方は要注意です。
ご自宅でも簡単にわかることですから一度ご確認しては如何でしょうか?
2019-03-17 21:14
花粉症と歯医者 [歯科治療]
花粉症と歯科は全く関係ないと思っていませんか?
この時期症状がひどい方は鼻での呼吸ができなくなり口呼吸が多くなります。
そうなると口の中が乾燥し歯茎の腫れや汚れが付きやすくなり虫歯にもなりやすいです。
口の中の保湿を保つのが良いと思います
この時期症状がひどい方は鼻での呼吸ができなくなり口呼吸が多くなります。
そうなると口の中が乾燥し歯茎の腫れや汚れが付きやすくなり虫歯にもなりやすいです。
口の中の保湿を保つのが良いと思います
2019-03-15 23:43
歯の神経 [歯科学]
歯科業界の皆さんは知っているかと思いますが歯には一般的に言われるような神経(神経線維)がありません。歯の神経は血管などの集合体で歯の中の液体が動くことによって痛みが励起されると言われています。よく、虫歯になると甘いチョコなんかを食べると痛いのは濃い濃度の糖分によって歯の中の液体が濃度勾配によって動いてしまうからなのです。
これとよく似た痛みにかみ合わせからくる痛みもあります。噛む力が持続的に続くと血管にダメージが加わりうっ血状態になるためかと思います。あまりに酷いときは神経を取らなくてはなりませんので噛み合わせだからと安心すると大変になることもあります
これとよく似た痛みにかみ合わせからくる痛みもあります。噛む力が持続的に続くと血管にダメージが加わりうっ血状態になるためかと思います。あまりに酷いときは神経を取らなくてはなりませんので噛み合わせだからと安心すると大変になることもあります
2019-03-10 16:33
再石灰化について [歯科学]
歯磨き粉のCMでよく再石灰化という単語を聞きます。
確かにエナメル質と呼ばれる一番外層の硬い部分ではフッ素により修復されます。
しかし、一部でも中の象牙質といわれる部分が露出してしまうと柔らかい組織なので再石灰化は起きません。なりよりも研磨剤によりその部分が徐々にえぐれてしまい余計汚れが付きやすくなったり歯茎を傷めることもありますので注意が必要です。
すべての方に当てはまることではありませんので一度歯科医院にてクリーニングをしつつ歯科医師に質問してみてはいかがでしょうか。
確かにエナメル質と呼ばれる一番外層の硬い部分ではフッ素により修復されます。
しかし、一部でも中の象牙質といわれる部分が露出してしまうと柔らかい組織なので再石灰化は起きません。なりよりも研磨剤によりその部分が徐々にえぐれてしまい余計汚れが付きやすくなったり歯茎を傷めることもありますので注意が必要です。
すべての方に当てはまることではありませんので一度歯科医院にてクリーニングをしつつ歯科医師に質問してみてはいかがでしょうか。
2019-03-07 11:57
8029運動って? [医療]
浅学で先日はじめてこの言葉を知りました。8020運動は普通の方も聞いたことがあると思います。
80歳で20本の歯を残し色々なものを食べられるようにして元気で行きましょうということだったと思います。
ということは8029は80歳で29本の歯を残そうという運動かと思いましたが違いました。
80歳で29(ニク)肉を食べられるようにしようということです。健康寿命を延ばすにはタンパク質は必須ですからこのような運動が浸透すると良いですね
80歳で20本の歯を残し色々なものを食べられるようにして元気で行きましょうということだったと思います。
ということは8029は80歳で29本の歯を残そうという運動かと思いましたが違いました。
80歳で29(ニク)肉を食べられるようにしようということです。健康寿命を延ばすにはタンパク質は必須ですからこのような運動が浸透すると良いですね
2019-03-03 22:38