wind‐up

これからの季節は冷たいものを飲食したくなります。
それとともにいままで感じていたなった歯の凍みる感じ、知覚過敏症が出現してきます。
wind - upとはこの知覚過敏症の原因として最近注目されている現象です。
wind-upという英語ですとわかりずらいですが、大雑把な内容としては小さな知覚過敏が何回も続くと痛みがずっと続いてしまうというものです。
要するにちょっとした知覚過敏症を侮ってはいけないということなのです。
その過敏症に関しての話はまた次回に

歯痛（知覚過敏症）と虚血再灌流障害

歯痛と虚血再灌流障害と聞くと非常に怖いですね。
虚血再灌流障害とは体内の血流が何かの原因により止まり、再度血液が流れだしたときに体内に溜まった毒が身体をめぐり場合によっては死にも至るという障害です。
近年、近く過敏症もこれが原因となっている場合があり、マウスピースなどで防ぐことを推奨されています。
いままで、歯痛は狭心症からくる場合もあるとの事例がありましたがもしかしたら虚血再灌流障害と同様な原因であったのかもしれませんね。

一番良い歯ブラシは？

歯ブラシは多種多様なものが販売されています。
一般的にフラットタイプで硬さは普通が良いと思います。
男性に多いのですが強く磨かないと磨いた気がしないという方は逆に柔らかめを使用してください。
昼食後勤務先で磨く時間が少ない方は大きめの歯ブラシで一気に磨くのも良いでしょう。
歯ブラシだけでは半分しか汚れが落ちませんからフロスや歯間ブラシも併用していただくことが肝要です。

甘いもの、炭酸を飲むと虫歯がたくさんできる

お菓子や炭酸で歯が溶けるなんて昔テレビで言っていましたが本当なのか？と思っています。
炭酸の酸で歯が溶けるようなら皆さん虫歯だらけですよね。
でもそうじゃないということは多分ですが炭酸は爽快感があるので砂糖が多量に含まれてることに気付かず歯の表面にべっとりと糖質が付着してそれが細菌によって酸が作られ虫歯になると思うのです。
ですので、私見ですが歯磨きがきっちりできれば虫歯にならないと思います。
キシリトールも良いですがある講演会で北欧のキシリトールの大家と呼ばれた人が言ってのを思い出しました。キシリトールは虫歯になりずらいけれども砂糖が入ったチョコレートは本当においしくてたくさん食べちゃうねと。

治療時間が30分以上かかる理由

歯科医院では予約枠が15分、30分など色々ありますが当院では最小で30分単位になります。
理由としては治療を始めるまでにかかる時間が問診を含め7～8分かかりますから最低でも15分単位の治療と比較しても3倍の治療時間が得られることと、ゆとりをもって丁寧な診療が出来ることが挙げられます。治療中では無い歯が痛んだ時もその歯の処置もできますし治療のスピードからしても良いと思います。
しかしながら、15分で予約を取っている医院が悪いわけでもありません。口を開け続けるのが大変な方や歯医者での治療時間が短く済ませたい人などにはよいと思います。
歯医者の数は多いですから色々な情報を得ながらご自身にあった医院を見つかることが良いと思います

妊娠時の歯科治療

最近、妊娠していると治療は出来ないのでしょうか？と聞かれます。
痛みなどがあれば治療は出来ますが比較的安心なのは妊娠中期頃かと思います。
後期になると腹部が圧迫され治療が苦しくなってしまいます。
一番良いのはこまめにかかりつけの歯科医院で定期健診を受診されることでしょう。

プラーク

プラーク除去とか歯磨き粉のCMでよく言われていますね。
プラーク＝歯垢であり食べかすと誤解されますがこれは最近の塊です。
一番身近なのがキッチンのぬめりとかと同様のものと認識していただけるとわかりやすいと思います。口の中でからそんなに汚いわけがないと言われますが顕微鏡で見るとほぼ同じなのです。
ですので、日々のブラッシングと定期的なプロフェッショナルな掃除をされると良いかもしれません。

インプラント治療

最近日本では高齢化が叫ばれて久しいですが歯科界にもその余波が来ています。
歯科の往診はもう一般的になってきていますので虫歯や入れ歯の治療は良いと思います。
難しいのは過去にインプラント治療を受けられた方のメインテナンスに関してです。
寝たきりや認知症になるとブラッシングもままならなくなるのでインプラント周囲が歯周病のように腫れてくるインプラント周囲炎が多くなってくるのではないかと心配です。
もし、かかりつけの歯科医院でインプラント治療をしている方で心配な方はご相談されると良いと思います。