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歯医者の数 [そのほか]

歯医者はコンビニより数が多いので過当競争だ。
という週刊誌が良く出ていましたがいままでコンビニエンスストアの数が歯医者の数を超すことはありませんでした。
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この表を見ていただくとわかるようにずっと歯科医院数の方が多いのです。
多いことが悪いかというと過当競争で大変と思われますが患者さんサイドからすると色々な歯医者があってよいのでは?と思います。
歯科医院の数だけ個性がありご自身にあった所を見つけると良いでしょう。
ただ、「悪貨は良貨を駆逐する」ことが無いようになればとは思いますが…。

根の治療に時間がかかる [歯科治療]

神経の治療(根の治療)根管治療とも言いますがこれは時間がかかることことが多いのが特徴です。手を抜いているもしくは藪医者だ!ではなく歯の内部の殺菌を行っているので非常に手間がかかる場合が多いのです。一度根の先端に炎症が起きてしまうと骨を溶かしてしまい膿が溜まってしまいますしかも再発してものですと難症例の可能性が非常に高いので時間をかけて治療してくれる歯科医は良心的ではないでしょうか?勿論、時間がかからない根の治療もありますので時間をかけていない=手抜きではありません。

歯が割れる怖さ [歯科治療]

最近噛みしめが強い方が多く来院されます。その多くが歯が痛いなど症状がある場合がほとんどです。皆さん一様に虫歯とかじゃなければそのまま様子を見ますという方が多いです。
でも恐ろしいのがいずれ歯が欠けたり割れたりするのです。
この時期は個人差がありますが、最悪の場合は歯を抜かなくてはならなくなります。
意外とこの噛み合わせの問題がある方が多いのですが説明をしてもあまり実感が湧かないせいか放置される方をよく見かけます。
中々、理解されないので一度テレビ番組で放送されたら良いのではないかと思います。

当院であまり歯ブラシ販売をしない訳 [歯科治療]

患者さんによく商売っ気がないと言われます。歯ブラシがこれが良い、歯磨き粉はこれが良い、歯間ブラシ、フロス、マウスウォッシュ(洗口剤)等様々あり医院によっては販売に力を入れているところもあります。
当院では歯ブラシはありますがどちらかというと物を売るというよりも薬と同様に処方するという形に近いです。患者さんの口の中の状態、磨き方の癖を見ながらベストと思われるものを絞り込んでいきます。医院の原価くらいで販売しておりますがどうやらインターネットや薬局、ホームセンターで購入されたほうが安いです。
お店では多種多様な歯ブラシが陳列されていますがどれがよいのか悩みます、そこを歯科医院で選んでもらうのがベストではと思っています

定期検診をしているのにむし歯が出来た [歯科学]

定期検診に通っていればむし歯にならないと思う方も多いでしょう。
しかしながら、絶対にならないということは無く不幸にして小さなむし歯が出来てしまう方もいらっしゃいます。定期的に点検をしますのでほとんどは侵襲が少なく処置が可能です。
ごく稀にむし歯が急激に進行してしまう場合もあります。
これは急性う蝕といって小児に多いのですがたまに大人の方でもなる方もいます。
原因は不明ですが一般的には慢性う蝕といって緩徐にむし歯が進行しますが突然一気にむし歯が進行してしまうのです。
だからといって定期検診が無駄かというとそうでも無く、検診をすることによって最小限に進行は食い止められます。
フロスなどを使用時に引っかかるもしくは糸がほつれるようであれば検診時期前でもかかりつけ医にかかられてはいかがでしょう。

フレーム試適 [歯科治療]

なんのことだろうと思いますよね。
これは、大きな型取りの時(一気に多くの銀歯を作る)に必要な工程です。
銀歯は鋳造といって金属を溶かして作成するので熱で膨張収縮しますから銀歯が多ければ多いほど(金属の長さが長ければ長いほど)歪みが生じます。
これが問題ないかチェックするのがこの工程です。
あまりなじみが無い処置ですのが非常に重要になります。

あなたは重度歯周病かも? [歯科治療]

少し怖いタイトルになってしまいましたが、これぐらい皆さんにインパクトを与えるようにしないと気になってもらえませんので今回は衝撃的な題名にさせてもらいました。
歯周病の基準は歯周ポケットの深さによって重症度が判別されます。

軽度歯周炎  ポケット 3mm以内

中程度歯周炎 ポケット 4-5mm

重度歯周炎  ポケット 6m以上

でも、痛くないし歯も揺れていないし大丈夫と思った方も多いと思います。
歯周病は1本の歯がなるのではなく全体的に波及することがほとんどです。痛い、噛めない、揺れるどうしよう?と思った時は時すでに遅しのことが多いです。
大学病院時代もあの時治療していたらと後悔されているかたが非常に多いです。
恐怖心を植え付けて集患したいのではと疑われることも多いでしょうがまずはかかりつけ医の歯科医院に受診されて検査を受けてみたらどうでしょう?


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意外と混同してしまう歯医者用語 [歯科治療]

歯医者さんで言われる言葉が色々ありすぎて混同してしまうことがあります。
一度確認していただけるとイメージがわくかと思います

ブリッジ 歯がない部分の前後の歯を削って銀歯などの歯を作る。取り外しは出来ないが噛んだ時に違和感が少ない

義歯   一般的な入れ歯 歯を削らないが違和感が多い

差し歯  これが一番難しい言葉で歯科医院サイドでは昔の銀歯(土台と銀歯が一体型のものをいう)の認識があり患者サイドであると土台ごと外れてしまった銀歯もしくは普通の銀歯、人によっては入れ歯もしくは入れ歯の白い歯の部分を指す方もいらっしゃいます。

詰め物  インレーと呼ばれる銀の詰め物が一般的ですが最近は白い樹脂(プラスチック)を指すことも多くなってきています。歯科医院では白い詰め物、銀の詰め物と話しこれを区分することが多です。

電話で説明するときにはこうした誤解が生じる時がありますのでしつこく聞かれることもありますがこれはどうしてもしょうがないことですのでご理解いただけると幸いです。