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歯科医院で対応が不可能なもの [歯科治療]

急に腫れが強くなってしまい目が開きづらいなど口の中にとどまらず顔面領域まで及んでしまう場合は歯科診療所では症状を落ち着かせることが難しいことが多いです。
特にはじめての方であると口腔内の状態の経緯がわからない場合が多いので症状を落ち着かせるのに時間がかかることが多いです。より緊急性がある場合は大きな病院でCRP 値など血液検査にて炎症の状態の確認後抗菌材の点滴など即効性のある治療が可能であるのでそちらに行かれるほうが無難かもしれません。
この時期は引っ越しされたばかりのかたも多いと思います、海外では引っ越ししたらまず探すのが歯科医院であるということです。日本と海外では医療体制も違うので何とも言えませんがかかりつけ医を持つことは悪くはないのではないでしょうか?

ドライソケット [歯科治療]

電化製品ですか?と尋ねられた経験があります。
ドライソケットとは歯を抜いたりした後に痂皮形成(かさぶた)がうまく出来ないもしくは取れてしまい骨面が露出して激痛を伴うことが多々あります。
抜歯当日の飲酒、激しい運動など血流を良くしたり、治りかけの所を触ってしまい取ってしまうことが原因として多いので注意が必要です。
骨面が露出しているので我慢しても耐え難いことが多く早めにかかりつけ医に受診してください。

歯科学生が早めにする治療 [歯科治療]

私が大学時代なので随分と昔になりますが歯科学生が受ける治療で最も多いのが智歯(親知らず)抜歯になります。自分自身も上下左右4本すべて抜いてもらっています。
これに関しては今思い返しても早めにやってよかったと思っている治療です。
そのままにしていたら、現在の口腔内は悪化してただろうと思いますので放置していたと思うとぞっとします。
腫れも痛みも出ることもありますが一時的なものですし麻痺が起きなければ問題ないと思います。

歯周病の再生 (リグロス) [歯科治療]

歯周病の再生の薬はやっていますか?と聞かれることがあります。
病気の再生を起こす薬はすることはありません。
たぶん歯周病になってしまった組織の再生のことだと思いますが現在保険適応のものもあります。
皆さんが勘違いしやすいのが薬を塗ればたちまち治って元通りと想像しやすいのですがそんな簡単な薬があればノーベル賞も目指せるのではないのでしょうか?
この薬は口の中の状態を改善し治療がこれ以上出来ない状態で行うものです。再生はしますが自然治癒を助けると思っていただいたほうが近いです。
ですので、早くとも薬を塗るまでに3か月長い方は2年ほどかかりますので意外と大変であると思われます。