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歯の寿命 [医療]

歯の寿命はひとそれぞれですが一般的に言われているのが神経を取った後20年位、もしくは5回の虫歯治療で抜くことになることが多いといわれてきていました。近年は材料および治療方法の発達により、より長く持つようになってきていると思われます。
しかしながら、歯周病関連の問題はいまだに解決していません。骨の再生療法進んでおりますが一般の方が思われるようなグラグラして抜けそうな歯が若い頃の歯に元通りというようなものは今現状では決してできませんので日々のホームケア、定期的な歯科医院でのクリーニング(プロフェッショナルケア)が重要かと思います。

歯周病がすい臓がんに影響 [医療]

歯周病の細菌(P. gingivalis)を持っている方はそうでない方と比較して1.6倍もすい臓がんにかかるリスクが高いようです。がんを惹起するDNAのメチル化異常には、慢性炎症がかかわっており歯周病もそうなのでその他の癌にも関与しているかもしれません。

歯周病から認知症へ? [医療]

歯科の方では一般的に言われていましたが近年、歯周病の細菌が認知症(アルツハイマー型認知症)に影響を及ぼしていることが明らかになっています。
今の所認知症を予防するものは無いので歯周病治療を行うことにより回避することが可能かもしれません。

論文は真実なのか? [医療]

最近、エビデンス(根拠、証拠)はとよく聞かれるようになりました。皆さん大体において日本語にしろ海外にしろ論文をベースに話をされています。そうすると皆さんじゃあ大丈夫ですねと終わりになってしまいます。
論文ははっきり言うと一面の事実を伝えていますがすべての真実を伝えているものだけではありません。
なにせ、わかっていないものを発表するものですからそれは研究者では当たり前なのですがここが一般の方が誤解してしまうところです。
端的に言うと論文は影絵を見ているようなものです円錐を例えてみましょう。皆さんは観客としてみると丸であったり三角であったりその他色々な形が見えます、ではどれが本当かというとすべて本当なのです。2次元の影絵をみて3次元の円錐が全体像として把握していくということなのでなかなた難しいのではないかと思います。
TVなどで放送が良くされていますが詳しくはかかりつけの医院で聞いてみては如何でしょうか?意外と面白い発見ができるかもしれませんよ。

口呼吸 [医療]

お子さんで多いのが口呼吸。一般的には鼻呼吸ですが鼻炎などから鼻閉が始まり口呼吸の癖がついてしますようです。
問題点としてはまず風邪などにかかりやすいことです。第二に前歯の部分的な口腔乾燥を引き起こし虫歯もしくは歯肉炎を引き起こすことです。それ以外には口の周りの筋肉が弱くなることによる上顎前突(一般的な出っ歯)になることも特徴として挙げられます。
発見方法としては前歯の歯茎が赤くなっている、前歯だけ汚れの着き方が多いなどご家庭でも簡単に見分けがつきますので気になる方はご参考までに。

歯医者 [医療]

数年前、プレジデントという本の記事でもこんな感じの内容のものを見ました。確かに、そう思いますね。自分も、虫歯で治療した歯が3本ありますが、きちんと歯磨きをして、虫歯ゼロにしておけば良かったと、ほんと思います。https://news.infoseek.co.jp/article/mynavi_1

今年の夏に多い症状 [医療]

この夏は、猛暑の為口の中が荒れている方が多いです。これについて関係ないと思われる方が多いようです。
意外にも唾液の原料は血液です。よって体内の水分不足から血液もドロドロになり唾液もネバネバしたものになります
こうなると口の中がべたつくことにより食べかす、細菌が唾液で流れなくなり口臭、虫歯、歯周病(歯槽膿漏)が多くなりますので出来るだけ多めのお水を飲まれることをお勧めいたします。

歯周病治療について [医療]

歯周病はしっかり歯ブラシをしていればならないと多くの方に思われているようです。

歯石はどんなにブラッシングを行っていても付いてしまいます。歯医者である自分自身も定期的(3~4か月毎)に知人のところでクリーニングをしてもらっている状況です。

皆様は如何でしょう。治療もしくはお掃除が終わってから半年以上経っていませんか?

もし思い当たる方があれば早めにお掃除することをお勧めいたします。

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歯軋り 喰いしばり [医療]

特に歯科に関係ないと思われている方が非常に多いのですが歯軋り、食いしばり(ブラキシズム、クレンチング、パラファンクション、TCH)は色々なところで歯に影響を及ぼしています。

知覚過敏ではこのかみ合わせの為歯に細かい亀裂が入りしみることが多いです

片頭痛と間違われて医科に受診される方も多いのですが実は筋膜痛と言って大雑把に言うと食いしばりによる筋肉の凝りからくるものもあります。

歯周病に関しては負荷が非常にかかるので一気に悪化することもあるのが特徴です。

いずれにしても皆さん歯軋り、食いしばりとの関係はまったくないと思われる方がほぼ100%です。

そして、むしば、歯周病(歯槽膿漏)でなければ安心と治療もされない方が多いですが後々治療が長引くことが多いので早めに処置をするのが最良です。

主に、マウスピースを作成するのが一般的ですのでかかりつけの歯科医院で一度聞いてみては如何でしょうか?

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大腸癌と歯周病 [医療]

横浜市大では大腸癌の組織から歯周病原菌(F. nucleatum)が見つかり大腸癌の悪化に関与していると発表されました

歯周病では最もポピュラーな菌であり口腔内の環境の改善が全身の健康につながるようです。

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