SSブログ

年末直前の診療状況は

年末直前です。
歯科医院によってはすでにお休みに入った所もあるかと思います。
痛くてぎりぎりで歯科に受診すれば年末年始は安心と思われる方も多いかと思います。
しかし、膿が溜まっていたり歯茎が腫れていたりした場合すぐには痛みがなくならない場合もあります。
そうなると休日診療の医院にかかることになるとかなり待つことになります。
今現状違和感などあるかたは早めにかかりつけ医に受診してください。
もしかしたら炎症が強すぎて処置ができないこともあります。
薬をだしてもらうだけでも症状が改善するかもしれませんから…。

歯医者で嫌なこと三位 [歯科治療]

治療代が高いということではないでしょうか?
歯科治療では金銀パラジウム合金という金属をしようしておりますが貴金属の価格高騰のあおりを受けて銀歯などが保険治療でも高くなっております。
よく勘違いされるのですが歯医者は銀歯が高くなったから儲かっているのではないか?と思われていますが全くそんなことはないです。
ハイブリッドセラミックなども一部保険導入されていますが力がかかるところには向いていないため難しいところです。
年明けからはまた金属代があがるのでそれに伴い銀歯の価格もあがってしまいます。
なんとかならないのかと思う歯科医師は私一人ではないはずだと思いますが…。

歯医者で嫌なこと二位 [歯科治療]

二位は
皆さん言われるのは長いRU
ことでしょうか?
どうしても歯科治療は長いです。
歯周病の治療が特に長いと言われることが多いです。
この治療は虫歯の治療と違い歯茎の治り具合を見たりすることにより期間が長くなりがちです。
特にブラッシングが安定していないと治療が進まないことも間々あります。
さらに歯周病が進行している方はかみ合わせも変わってきてしまうのでその処置も入るとなお複雑かつ長期の治療になってしまうこととなります。
歯周病治療は一度終了したとしても再発のリスクがかなり高いのでまた時間をおいてしまうと再度やり直しなんていうこともざらにあります。
年末ですが思い立ったが吉日です。心当たりのある方は早めにかかりつけ医に受診したほうが良いと考えます

歯医者で嫌なこと一位 [歯科治療]

歯医者で嫌なこと一位は断トツで痛い事でしょう。
治療が痛かったから悪い歯医者であるとか下手くそであるとか藪医者であるとか言われます。
確かに歯医者の技術によっては多少の痛さの違いがあると思いますがほとんどの場合は痛みの度合いであると考えられます。
痛みが強く出ている場合は全体に炎症の物質が広がっているので麻酔針が入っただけで痛みが通常よりでます。
また、炎症部位に麻酔の液が入ることによりさらに痛みを感じます。
炎症部位は酸性になっているので麻酔薬が通常よりも分解してしまってより多くの麻酔薬が必要になります。
通常よりも多い麻酔薬が炎症部位に多く入るとさらに痛みを感じます。
という具合に悪循環に陥ってしまうことがご理解いただけたでしょうか?
このような状況にならないためにも、痛みが出るよりも前の段階、例えば凍みる、違和感があるくらいの時に来院されれば少しは激痛になることはないと考えます。
考え方は人それぞれですからご参考になれば幸いです。