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仮詰め [歯科治療]

仮詰めといっても色々とあります。
根の治療では
水硬性セメント(白い紙粘土風の柔らかいもの)セメント(一般的なコンクリートのセメントではなく接着剤に近いもの)ストッピング(蝋のようなゴム)があります。
一長一短ではありますが近年は水硬性セメントが多いようです。
虫歯の治療では銀の詰め物が出来る間に柔らかいプラスチックが使用されています。
こちらは粘着質の食事をされると外れるので注意が必要です。

いずれにしても治療中の歯は弱くなっていたり痛みが出やすいので食事には注意が必要となってきます。

学校検診での虫歯 [歯科治療]

学校検診の時期になってきました。
子供のころ、検診後虫歯が見つかっていやな気持になった記憶があります。
今現在は校医などはしておりませんが以前学校検診や企業検診を行った時に歯医者に治療に行っていないのに虫歯が治った。誤診ではないかとの指摘をされたことがあります。
残念ながら、前年の検診したのは私ではありませんでしたのでそういうこともあり得ることを説明して納得いただけたのを思い出します。
では、なぜそのようなことがおこるかは長くなりますので次回にご説明いたします。

検診後に虫歯がみつかった [歯科治療]

定期的に検診をして問題なかったのに虫歯が見つかった。
藪医者だ。と皆さん思われます。
割合としてはかなり少ないですがこういうことはなくならないと思われます。
何故なら、問題ないのは検診している時であるからです。
例えば一か月に虫歯がみつかったとしてもそれは一か月で虫歯が出来てしまった可能性が高いからです。
無論、歯科医師サイドでの見落としの可能性もないとは言えませんがかなり少ないと思われます。

歯周ポケットはなぜ測らないといけないの? [歯科治療]

歯周ポケットの深さは何回も計測するけれども意味はあるのですか?と先日聞かれました。
いろいろな理由はありますがまずはポケットが4mm以上あると問題です。
なぜなら、歯ブラシの磨ける限界は3mmしかないのです。
ですので歯周処置を行ってポケットの減少をはかっているのです。


入れ歯の使用方法は正しいですか? [歯科治療]

入れ歯をご使用の方はなんとなく使っている方が多いようです。
一般的に夜は義歯を外して歯茎をやすませます(場合により夜間も装着する方もいます)
ばねがついたいればは手でしっかり入れる。
嚙んで入れてしまうと歯を傷めることと金属製のばねの歪みが生じるので避けてください。
総入れ歯もしくはそれに近い方は口を大きく開けると落ちてしまいます。
義歯は義肢、義足と同様訓練を行いなじませていくことが必要です。
入れ歯ができればすぐ何でも痛くなく食べられません。
不自由なことが多いですが使用しないと胃腸に負担をかけてしまったりしますので出来るだけ使うことをお勧めいたします。

歯の着色の治療法 [歯科治療]

前回着色の原因を述べました。
今回はその治療法を大まかに書いていきます。
①天然の歯にコーヒーなどの色が着く
  クリーニングで取り除くことが多いです。
②白い詰め物の際が線となって色が着く
  詰め物の際が劣化しているのでやり直しが妥当かもしれません
③差し歯などが全体的に色が着く
  プラスチック部分に色素が侵入しているので差し歯の再作成が一般的です。
④歯の内側から変色している
  神経を取った歯の着色は内部からホワイトニングすることが多いです。
⑤歯茎の際が黒い 
  歯の土台の金属の錆がしみ込んでしまっているので除去は不可能に近いかもしれません
⑥虫歯で黒くなっている
  虫歯の治療が必要です

その他にも色々な治療法がありますが詳しくはかかりつけ医にご相談ください

歯の着色 [歯科治療]

新年度になり歯の色を気にされる方も多いのではないでしょうか?
着色と言っても色々あり

①天然の歯にコーヒーなどの色が着く
②白い詰め物の際が線となって色が着く
③差し歯などが全体的に色が着く
④歯の内側から変色している
⑤歯茎の際が黒い
⑥虫歯で黒くなっている

等色々あります。
クリーニングで落ちるものもありますがそうでもないものもあります。
かかりつけ医にてご相談すれば良いのではないかと考えます。

麻酔をすれば歯の治療は痛くない? [歯科治療]

歯医者は痛くなってから治療に来ますという方は多いのではないでしょうか?
歯医者は麻酔をしても痛いから嫌いだという方も多いと思われます。
無痛診療ができればいいなと我々も思いますが痛みが激しいときには麻酔自体も痛いですし効きも悪いため早めの受診をお勧めいたします。
どうしても無痛で治療をしたい方は静脈内鎮静法など色々な方法がありますので一度ご相談されてみては如何でしょうか?

こんなときどうすればよい?歯か歯茎なのか痛みの原因がわからない場合 [歯科治療]

よくあるのが右もしくは左が痛いのだけれどもどこが痛いかわからない場合です。
奥に行くにしたがって歯や歯茎の痛みは上下の区別が付きづらくなります。
特に激痛の場合は放散痛といって痛みが広がるようにどこが痛いか余計分からなくなることが多いです。
比較的多い原因に食いしばりなどの嚙み合わせによるものもあります。
こういった場合原因の特定が難しくなりますから応急処置で痛みが取れない場合があります。
ですので、できればきちんと時間を取って診察を受けることをお勧めいたします

こんなときどうすればよい?子供の転倒の場合 [歯科治療]

これは色々な考え方があり私見になりますが
お子さんによくあるのが転んでしまう。
特に顔を強打してしまうことがあるかもしれません。
かかりつけ医があればまずご相談をしてください。
最近、引っ越してきてかかりつけ医が無い場合は大きな歯科が併設されている病院に聞いてみるほうが良いかと思います。
近くの歯科医院でも診てもらうことも可能ですが骨折を伴うこともあるので発見が遅れることある難しいと感じます。
昔あった話だそうなのですが旅行中に転倒後その近くの歯科医院で診てもらったそうです。
しかし、その後強打した側の視野がぼけるということで眼科に行ったところ眼窩底骨折をしていたそうです。
昔話でまた聞きなので真実のほどは疑わしい部分もありますが頭には骨折線といって骨を折れやすくし頭部に重大なダメージを防ぐので気になる方は大きな病院が無難でしょう。