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若年性歯周炎 侵襲性歯周炎 [歯科学]

上記の歯周病は意味は全く一緒で時代によって呼び方が違います。
両方とも怖そうな感じですが、本当にこれは怖いと思います。
この病気は早期に発症する歯周病で普通は中年以降に症状が悪化します。
しかしながらこの病気は早いと中学生から起きることもあるので注意が必要です。
普通の歯周炎と同じで痛みなどの症状が全くなく急速に骨が溶けてします。

歯石を取った後は [歯科学]

歯周病の治療で歯石を取りますが一番つきやすいのが取ってから2週間くらいです。着色もつきやすので注意が必要です。

腫瘍 [歯科学]

知り合いから頂いた情報です

腫瘍は遺伝子の変異(=遺伝子の書き換え、または遺伝子の傷)が原因とされている。変異が起こる原因は化学物質や紫外線への暴露など、後天的な要素が大きいと考えられているが、中には先天的な(=生まれ持った)遺伝子変異が原因となる事がある。
個体のゲノム(=遺伝情報)は、基本的にどの細胞も同じであると考えられていたが、論文ではヒトの「正常」な組織が、実際はモザイク(異なるゲノム、すなわち遺伝子変異を持つ細胞が複雑に混ざり合った状態)であり、その中には腫瘍の発生に繋がり得る遺伝子変異も含まれている事を報告している。
[疑問点]
1. 正常な細胞のゲノムにどの様なメカニズムで遺伝子変異が加わり、異なるゲノムを持つ細胞が共存しているのか?
2. 「正常」だが遺伝子変異を持つと考えられる細胞が本当に腫瘍の種となるのか?

台風と歯痛 [歯科学]

台風が近づくと歯が痛くなるという患者さんがいらっしゃいます。
なぜか台風がなくなると痛くなくなるという症状です。
はっきりと原因がわかるわけではありませんが気圧の関係ではないかと思われます。
痛みが出るほとんどの歯は虫歯の治療がされているので気圧の変化が痛みを生じることがあるのではないかと思われます。
昔、虫歯がある人は気圧の関係で痛みが出るので宇宙飛行士にはなれなかったと言われています。
今でも、飛行機に乗ると歯がうずくという方もいるくらいです。
それぐらい気圧は歯に対しても影響を与えているので注意が必要です。
ただ、それ以外の可能性もあるので痛む前にかかりつけ医受診されることをお勧めします。

定期検診をしているのにむし歯が出来た [歯科学]

定期検診に通っていればむし歯にならないと思う方も多いでしょう。
しかしながら、絶対にならないということは無く不幸にして小さなむし歯が出来てしまう方もいらっしゃいます。定期的に点検をしますのでほとんどは侵襲が少なく処置が可能です。
ごく稀にむし歯が急激に進行してしまう場合もあります。
これは急性う蝕といって小児に多いのですがたまに大人の方でもなる方もいます。
原因は不明ですが一般的には慢性う蝕といって緩徐にむし歯が進行しますが突然一気にむし歯が進行してしまうのです。
だからといって定期検診が無駄かというとそうでも無く、検診をすることによって最小限に進行は食い止められます。
フロスなどを使用時に引っかかるもしくは糸がほつれるようであれば検診時期前でもかかりつけ医にかかられてはいかがでしょう。

急性副鼻腔炎 [歯科学]

先日、プロゴルファーの方が歯が痛いとニュースになっていました。
副鼻腔炎、上顎洞炎一般的な呼称は蓄膿症ですね。
これは、鼻の中の粘膜が炎症を起こすことによって近接した歯の根に炎症をもたらすことにより歯が痛みを感じることがあります。
頭をもたげると痛いもしくは重い感じがする、階段を下りたり走ったりして重力がかかるときに痛みが出やすいのがよくある症状です。
風邪をひいて鼻に炎症が起きた時も一過性に同様な症状が出る場合もあります。
この頃季節の変わり目のせいか体調を崩される方が多くいます。
置きお付けください

かみしめ・呑気症候群 [歯科学]

こんな記事がありました。
げっぷやおならに悩んでいる方はもしかしたらそうかもしれませんね。

https://medical.jiji.com/topics/1250

幼児嚥下と歯並び [歯科学]

幼児嚥下とは上あごに舌をあてて食べ物を飲み込む方法で字の通り子供がする飲み込み方です。
しかしながら、小学生を過ぎるあたりまで一般的な大人と同様な飲み込み方ができないと歯並びが崩れまた、顔貌もかわってきてしまうこともありますので注意が必要です。

神は細部に宿る [歯科学]

これも昔聞いた話です。
誰かの受け売りをまた聞きしただけかもしれませんが歯科治療は細部にこそこだわるべきであると学生時代教育を受けましたが歯科医師になってようやく言っていることの本質がわかってきたような気がします。
例え大きなものであっても小さいものの集合体であるので小さいものの精度を上げないと歪みが出てしまうので大きなものはいい加減なものになってしまうことだと勝手に解釈しております。
当院ではどうしても細かな部分にこだわりができてしまうので時間がかかる場合もありますのでご了承ください。


歯石で歯周病は悪化しない [歯科学]

題名を見てびっくりされる方も多いです。
皆さん歯石を取って歯周病を予防しましょうというフレーズをよく聞きます。
ただ、本当は歯石自体には何ら病原性(体に悪影響を及ぼす)はないのです。
間違ってほしくないのは歯垢(プラーク)は病原性があるのでよくないのでこれは除去しないとだめなのですが。
しかしながら、歯石をとらなければならないのは何故かというと表面が軽石のようにごつごつとしている状態なので最近の棲家として強力に保護する点です。
故に、歯石を取らなければならないのです。